咽喉頭異常感症(ヒステリー球)のハリ治療について
当院のハリ治療
当院では毎年5千件以上の耳鼻咽喉科疾患のハリ治療を行い、特に 耳鳴り・突発性難聴・顔面麻痺・メニエール病・咽喉頭異常感症(ヒステリー球)についてこれまでの経験に基づき、それぞれの患者さんの状況に合わせたハリ治療を行っています。
当院の診療内容の一覧は、»「診療内容」のページ をご覧ください。
このページでは「咽喉頭異常感症(ヒステリー球)」のハリ治療についてご説明します。
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)とは?
精神的ストレスや心の葛藤により喉から胸にかけての違和感・不快感を生じ、具体的には「何となくノドがイガイガする」「ノドに何かが引っかかっている気がする」「ノドがつかえる」などの症状を訴えるものの、炎症や腫瘍などの明らかな原因が特定されないものを咽喉頭異常感症(ヒステリー球)と言います。耳鼻咽喉科では「咽喉頭異常感症」、内科領域では一般に「ヒステリー球」と呼び、また東洋医学では「梅核気」と呼ばれます。
心身のストレス、過労、睡眠不足などにより自律神経、ホルモンバランスの乱れから自律神経失調症、更年期障害、軽度うつ病、不安障害、ストレス性障害、等の症状として現れることもありますが、原因がハッキリしないため西洋医学の治療では効果が現れにくい事が多いです。
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)のハリ治療
当院院長は耳鼻咽喉科専門病院に勤務していた25年前より、耳鼻咽喉科治療では改善しない多数の咽喉頭異常感症(ヒステリー球)の治療を行い高い実績効果を上げてきました。
まず患者さん一人ひとりの問診を十分に行い、症状の背景・現状の把握をして治療を行います。
治療に使う経穴(ツボ)、ハリの太さ、刺入角度、刺入深度を考え、
1.咽喉頭周辺局所の緊張緩和
2.頚肩部の筋緊張緩和
3.全身の自律神経を調整し、交感神経の働きを抑制し副交感神経の働きを高めること
を主な目的とした独自のハリ治療を行います。
また、それぞれの患者さんに合わせた日常生活上のアドバイスや、自律訓練法も効果の一端を担っています。