当院の診療内容について
東洋医学研究センターでは、主に以下の耳鼻咽喉科疾患のハリ治療を行なっています。
当院では毎年5千件以上の耳鼻咽喉科疾患のハリ治療を行い、特に 耳鳴り・突発性難聴・顔面麻痺・メニエール病 についてこれまでの経験に基づき、それぞれの患者さんの状況に合わせたハリ治療を行っています。
また、当院院長は10年余り東京御茶ノ水にある耳鼻咽喉科高度専門病院の神尾記念病院に勤務し、耳鳴り、顔面神経麻痺を中心にのべ約4万件 (耳鳴りは3万件以上、顔面神経麻痺は4千件以上)のハリ治療を行なってまいりました。
- 主な対象疾患
- 耳鳴り、突発性難聴、急性難聴、メニエール病、低音障害型感音難聴、めまい、耳管開放症、耳管狭窄症、咽喉頭異常感症、等
耳鳴りのハリ治療
耳鳴りは最新の西洋医学でも改善が難しく苦痛に悩まされている方が多くいらっしゃいます
特に耳鳴りの治療に関しては耳鼻咽喉科専門医の集まる耳鳴・難聴研究会などに参加しながら独自治療の研鑽を重ね、他にはない高い治療実績を誇っております。その内容は多くの専門誌、健康雑誌等に取り上げられ、東海4県を中心に全国より患者さんがお越しくださっております。
様々な治療を受けても改善が見られず、耳鳴りはもうどうしようもないと思い苦しんでいる皆様、ぜひ一度当院をお訪ねください。
突発性難聴のハリ治療
突発性難聴とは、原因不明の急性感音難聴で早めの治療が望まれます
原因については諸説あり、現在は血液の循環障害とウィルス感染が最も有力視されています。当院のハリ治療では、内耳周辺の血液循環の改善や耳の周囲などの筋緊張の緩和により高い治療効果を上げております。
当院のハリ治療ではおよそ発症3か月までは改善が見られます(それ以降に改善することもあります)。急に聞こえにくくなったなどの症状に気がついたら早めにご相談ください。
» 詳しくは「突発性難聴のハリ治療」のページをご覧ください。
顔面神経麻痺のハリ治療
免疫力の低下により顔面神経に炎症が起き、麻痺などの症状が発生します
顔面神経麻痺は人口10万人に対し、年間発症数が20~30人と言われる珍しい疾患ですが、発症すると突然顔の片側が動かなくなったり、水を飲もうとすると口からこぼれるなどのつらい症状が発生します。
顔面神経麻痺に対し当院のハリ治療は、全身状態を改善し、免疫力、治癒力を高め、耳の周囲の循環を改善し神経の浮腫を軽減することなどを主な目的として行います。
当院の院長は20年余りの臨床経験の中で、のべ1万件を超える顔面神経麻痺治療を行い高い効果を上げております。
» 詳しくは「顔面神経麻痺のハリ治療」のページをご覧ください。
メニエール病のハリ治療
メニエール病は現代病とも言われ、ストレスとの関連が強いとされる疾患です
突然、片側の耳鳴りや耳閉感、難聴とともに回転性のメマイが出現して立てなくなり、吐き気や激しい嘔吐が発生します。
メニエール病のハリ治療では、内耳周辺の血液循環の改善や全身の自律神経の調整などを目的として行います。ストレスによる自律神経の乱れが関連する疾患ですので、ハリ治療とともに日々の運動や十分な睡眠など生活上のアドバイスも行います。
また、急性低音障害型感音難聴はメニエール病の一部と考えられるので、当院ではメニエール病に準ずる治療、指導を行っています。
» 詳しくは「メニエール病のハリ治療」のページをご覧ください。
当院で使用するハリについて
痛み軽減のため先の丸いハリを使用しています
当院では超先端研磨技術により作られた、日本製で先の丸い特殊な鍼を使用しているため、痛みが少なく安心して治療を受けられます。患者様から「使用感がやさしい」と好評をいただいております。